カメラは自前で用意するべき? 防犯カメラ設置の流れもご紹介
2021.10.18各工事の流れ現在お住まいの地域や物件の防犯面が不安な方もいらっしゃるかと思います。
マンションや店舗経営者にとっては、トラブルが起きると物件の評判やお客様の減少などが起こりかねないので、未然に防ぎたいところです。
防犯ツールのひとつとして取り上げられる防犯カメラですが、現在さまざまな種類の防犯カメラが店舗で販売されています。
しかし、そもそも自分でカメラを用意しなければならないものなのでしょうか?
今回は、防犯カメラを自前で用意するべきなのか、カメラ設置の流れとあわせてご紹介します。
防犯カメラは自前で用意するべき?
防犯カメラを自前で用意するべきか否かは、カメラの種類によります。
ワイヤレスやスマホで確認できるものなど、家電量販店などで販売されている防犯カメラの中でも、自分で簡単に設置できるものは自前で用意しても問題ありません。
また、防犯性を向上させるために、本来のカメラと組み合わせて「ダミーカメラ」を設置する際も自身で用意して問題ございません。
ダミーカメラを設置するときの注意点は、本物のように見せる必要があります。
例えば、配線がなかったり、防犯カメラとして適切な場所に設置されていなかったりなど、不審者や泥棒にダミーカメラと気づかれないようにする必要があります。
一方、業者に依頼する場合は取り付け作業だけではなく、防犯カメラも業者に用意してもらった方が確実です。
自前で用意した防犯カメラを取り付ける場合、機材が足りなかったり配線がうまくいかなかったり、画像・動画が映らなかったりする可能性があります。
そもそも、防犯カメラの取り付けのみの工事は請けてくれない業者もあります。
工事業者からすると、工事中に機材が故障・破損してしまった際に損害賠償を請求されるリスクがあるためです。
防犯カメラ設置の流れ
こちらでは、防犯カメラの設置を業者に依頼した場合の流れについてご説明します。
1.打ち合わせ
どのような場所に、どのような目的で設置したいのかを業者に相談します。
目的が明確ではなくても、現在の困りごとや解決したい課題など、抽象的な情報でも相談しましょう。
効果的な設置場所については、以下のように戸建て、マンションと小売店で異なります。
・戸建てやマンション:玄関、ベランダ、ポスト投函口、ごみ収集場所など
・小売店:レジ回り、バックヤード、出入り口、駐車場
2.現地調査
希望の箇所に設置は可能なのか、配線計画の立案などのために工事業者が現地を訪問します。
現地の状況によっては、打ち合わせ内容にプラスして設置個所を再提案することもあります。
3.見積作成
現地調査の結果をもとに、工事業者が見積を作成します。
依頼者は見積書や要項に記載されている、下記の内容などを確認しましょう。
・金額
・防犯カメラの設置箇所
・防犯カメラの機器
・防犯カメラの設置目的
・メンテナンスについて
4.契約
依頼主の意向に沿う内容だった場合、必要箇所に記載した契約書を業者に提出することで契約が締結します。
締結後、工事の日程を決めます。
5.工事
指定の工事日になりましたら、防犯カメラ設置の工事がはじまります。
事前に説明があるかとは思いますが、設置箇所によっては壁に穴をあけることがあります。
設置後、工事業者から機器の説明がありますので、工事の最初と最後には現場に立ち会うようにしましょう。
操作確認が終わりましたら工事完了です。
6.メンテナンス
設置後、システムやカメラに不具合が生じることがあります。
そのような場合、工事業者に修理を依頼しましょう。
契約内容によっては、定期的にメンテナンスを実施してくれます。
おわりに
今回は、カメラを自前で用意するべきなのか、防犯カメラ設置の流れとあわせてご紹介しました。
まとめると、機器によっては不具合が生じたり、設置ができなかったりする可能性があるので、防犯カメラは工事業者に依頼したほうが確実です。
防犯性に不安がある方は、一度工事業者に相談してみてはいかがでしょうか。


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