アンテナ工事に火災保険は適用される?適用条件や手続き方法をご説明

2022.03.10電気工事

アンテナ工事に火災保険

アンテナ工事と言っても新しく設置したり、災害などによって故障したものを取り替えたりなど、工事の理由はさまざまでしょう。

災害でアンテナが故障した場合もすべて実費で修理しなければいけないのでしょうか。

本記事ではアンテナ工事に火災保険は適用されるのか、適用条件や手続き方法についてご説明していきます。

 

アンテナ工事に火災保険は適用される?

アンテナは、強風や落雷、雪などの自然災害によって破損することがあります。

自然災害でアンテナが壊れた場合、原因にもよりますが火災保険で修理費用を補償できる可能があります。

台風などによる強風で倒れて壊れたり、飛んできたものがアンテナに当たって折れたりすることがありますが、風災補償が火災保険に含まれていれば、壊れたアンテナの修理費用が補償されることもあります。

他にも、雪がアンテナに積もって曲がったり、落雷によって故障したりしても、雪災補償や落雷補償が含まれていると補償されることがあるため、もしこのようなことが起きた場合には慌てず保険会社に相談してみましょう。

保険会社や契約内容によって、補償される範囲や修理費用は異なります。

補償範囲や自己負担額、保険金の上限額、必要書類などは確認するようにしましょう。

 

アンテナ工事での火災保険の適用条件

火災保険の適用条件

そもそも火災保険に適用される対象には、建物と家財の2種類があります。

ここで言う建物とは建物本体やアンテナ、車庫や塀などを指し、家財とは家具や家電、衣服などを指します。

アンテナ工事で火災保険が適用されるための条件には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

先ほど少し触れましたが、こちらでは適用されるケースと適用されないケースそれぞれについて一部ご紹介します。

 

適用されるケース

火災保険が適用されるケースについては、必ず火災であることが条件ではありません。

建物や家財に自然災害による被害があった場合もその対象になり、以下のようなものが該当します。

 

  • 強風などによる風災
  • 雪の重みによる折れといった雪災
  • 火災や落雷
  • 建物外部からの物体の飛来や落下
  • 盗難
  • 事前に予測して防ぐことができない突発的な事象による破損

 

適用されないケース

火災保険が適用されないケースとしては、経年劣化による故障や修理費用が自己負担額を超えないといった免責金額以下の損害などがあります。

特に免責金額については保険会社や契約内容にもよるため、事前に確認しておくようにしましょう。

 

アンテナ工事での火災保険の手続き方法

アンテナ工事の火災保険の手続き

それでは、自然災害などによってアンテナが壊れたときにはどうすれば良いのでしょうか。

火災保険の手続きの流れとしては以下の通りです。

 

  1. アンテナの状態やテレビの視聴状況を確認
  2. 保険会社へ連絡(補償範囲や自己負担額、保険金の上限額、必要書類は必ず確認)
  3. 必要書類が送付される
  4. アンテナ工事の見積り依頼
  5. アンテナ工事の実施(修理前後の写真は申請時に必要な場合があります)
  6. 必要書類を保険会社に提出(保険会社の人が状況確認に来ることもあります)
  7. 保険金の入金

 

ご紹介した手続きの流れや方法は、保険会社によって順番や内容が変わることがあるため、保険会社に連絡する際にはしっかりと確認するようにしましょう。

 

大阪府や大阪府隣県の方は修理費用を抑えられるかもしれません。

快適エキスパートのサービスページよりご確認ください。

 

おわりに

本記事では、アンテナ工事に火災保険は適用されること、適用条件や手続き方法についてご説明しました。

自然災害などによって破損したアンテナの修理費用は火災保険で補償されることがありますので、まずは保険会社に確認するようにしましょう。

申請時には修理前後の写真が必要な場合があるため、アンテナ工事業者にも伝えておき、撮影漏れが無いようにしましょう。

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タグ : アンテナ工事 火災保険
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