電気工事士の仕事内容 一種と二種の違いについてもご説明
2021.11.05電気工事電気工事士とは、電気設備の工事や修理、点検の際に必要な国家資格です。
電気工事士の資格保有者でなければ、コンセントの増設やエコキュートの交換などをおこなうことができません。
また電気工事士には一種と二種があり、それぞれ従事できる業務が異なります。
本記事では、電気工事士の仕事内容や、第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いについてご説明いたします。
電気工事士の仕事内容
区分については後述しますが、電気工事は電気工事士の資格保有者でなければ作業できないことが電気工事士法で定められています。
電気工事士は、ビルや工場、商店、一般住宅など電気を使用する箇所の整備や取り換えなどをおこなう「建設電気工事」や、鉄道の正確な運航のための整備やメンテナンスを行う「鉄道電気工事」などがあります。
電気工事士には、丁寧かつ慎重に作業ができる、コミュニケーション能力がある、体力がある方が向いています。
電気は人々の生活におけるライフラインです。
そのライフラインを整備し、電気を安定供給することには、大きなやりがいを感じることができるでしょう。
第一種電気工事士とは
第一種電気工事士は、一般財団法人電気技術者試験センターによると「第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事できます」と記載されています。
500キロワットはかなり大規模な施設で使用される電力です。
一般家庭や小規模店舗など、ほとんどの建築物が500キロワット以下です。
第一種電気工事士の資格を取得するための試験は年1回のみで、筆記試験と技能試験が課されます。
筆記試験は前回の受験時に合格している場合や、電気主任技術者免状を持つ方の場合、免除されます。
また第一種電気工事士の免状交付を受けるためには、実務経験が5年(学歴などの条件を満たせば3年)必要です。
第一種電気工事士の就職先には建築電気工事や工場、ビル、マンションなどの電気工事業者、鉄道電気工事会社などがあります。
第二種電気工事士とは
第二種電気工事士は、一般財団法人電気技術者試験センターによると「一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます」と記載されています。
第二種電気工事士の資格を取得するための試験は年2回実施されており、第一種電気工事士と同様に筆記試験と技能試験が課されます。
筆記試験については前回の受験時に合格している場合や、高校や大学などで電気工学を勉強し、卒業した場合は免除されます。
第二種電気工事士の就職先には、一般住宅や小規模な店舗の電気工事業者などがあります。
一種と二種の違い
先述の通り第一種電気工事士と第二種電気工事士では、対象となる業務の範囲が異なります。
第一種電気工事士は第二種電気工事士が行える業務の範囲と、最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事できます。
第二種電気工事士は一般住宅や店舗など、600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。
電気工事士としてより多くの現場で活躍したい、スキルアップをしたいと考えている方は、第二種電気工事士の資格を先に取得します。
その後、現場経験とあわせて第一種電気工事士の資格取得を目指すのが一般的です。
おわりに
本記事では、電気工事士の仕事内容や、第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いについてご説明いたしました。
第一種電気工事士は第二種電気工事士の業務内容を包含しており、第二種電気工事士でできることはすべて実施することができます。
第一種電気工事士の就職先は建築電気工事や工場、ビル、マンションなどの電気工事業者、鉄道電気工事会社などがあります。
第二種電気工事士の就職先は一般住宅や小規模な店舗の電気工事業者があります。
電気工事関連の仕事に就きたい方は、希望する就職先を検討し、就職するにはどの資格が必要なのかを確認しましょう。


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