コンセント増設はDIYしてはいけない?
2022.05.26その他コンセントの数が足りないと困ったことがあるのではないでしょうか。
また、DIYでなんとかして増やせたらとお考えの方も多いことでしょう。
本記事では、コンセントの増設をDIYできるのか、手順や工事を依頼するときのコツについてご紹介していきます。
コンセントの増設は自分でDIYしても良い?
コンセントの増設を自分でDIYしたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
コンセントを増設する簡単な方法としては、たこ足配線を用いた増設ですが、見た目も悪く、電流負荷がかかってしまうため、ブレーカーが落ちてしまったりする可能性が高まります。
もう1つの方法として、壁面にあるコンセントを単純に増設する方法もあります。
しかし、この方法は電気工事士の資格が必要なためDIYすることができません。
電気工事士の資格を所有していても、十分な知識や経験が無いと思わぬケガや故障の恐れがあり危険です。
コンセントの増設はDIYではなく、プロの業者に依頼するようにしましょう。
コンセントの増設工事を依頼する手順
コンセントの増設を業者に依頼することを決めたら下記の手順に沿って進めていきましょう。
- コンセントを増設する場所の選定
- 増設するコンセントの種類と口数の選定
- 業者へ問い合わせ
業者に依頼するために、コンセントの増設場所や種類、口数を決めておきましょう。
用途がエアコンやヒーター電子レンジなどといった消費電力の多い家電の場合は、専用のコンセントを増設することが多いです。
また、水回りなど水気が多いような場所であればアース付きのコンセントを増設するようにしましょう。
工事費用の目安
簡単に工事費用の目安についてもご紹介していきます。
コンセントの増設工事費用の目安は、増設する方法や種類、配線の長さなどによって異なります。
壁や天井の中を通すような作業の場合は、貫通部の仕舞材が必要であったり、作業時間が増えたりするため、工事費用も高くなる傾向にあります。
一般的には15,000円前後でコンセントの増設は可能ですが、仕様によって異なるため、増設をお考えの方は、業者に問い合わせるようにして下さい。
コンセントの増設を依頼するときのコツ
コンセントの増設を依頼するときのコツとして、コンセントが多めにあると嬉しい場所・部屋がありますので、そちらをご紹介していきます。
リビング・ダイニング
家族全員が集まるリビングやダイニングは、コンセントを多めに用意しておきたいところです。
リビング・ダイニングはテレビや周辺機器、パソコンやお掃除ロボットのように常時使用する家電が多く、またシーズンによって使用する扇風機やヒーター、こたつなどもあるため、余分にコンセントを用意しておきたいものです。
テレビ付近や食事をするテーブル付近に設けておくことが理想です。
キッチン周り
キッチン周りもよく使用する家電が多いですが、コンセントの位置も重要です。
コンセントの位置が低いと延長コードが必要になったり、家電の位置をコンセントの位置に合わせたりすることがあります。
カップボードの少し上くらいにコンセントがあると、各家電に使用しやすくストレスもあまりかかりません。
玄関や屋外
玄関や屋外のコンセントは、特に一戸建てのご家庭におすすめです。
季節のイベントを楽しむご家庭の場合、クリスマスツリーやハロウィンの装飾などに使用できます。
また、グランピングなどをする際にもコンセントがあると楽しめる幅が広がるでしょう。
屋外に設置する際は、雨除けのカバーが付いている防水用コンセントを選ぶようにしましょう。
おわりに
コンセントの増設についてご紹介してきました。
長く住み続けているとコンセントを増設したくなる場面も出てくるかと思います。
電気工事士の資格が必要なコンセントの増設はDIYができないため、増設する際は業者に依頼するようにしましょう。


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