ご家庭のWi-Fi設置 設置前にすること
2021.08.26各工事の流れご家庭でインターネットを気兼ねなく使用するために必要なWi-Fiルーター。
契約内容にもよりますが、容量無制限のサービスの場合、パケット通信代を気にせず動画視聴を楽しむことができます。
また、近年テレワークを導入している企業の増加により、必然的にWi-Fi環境が必要になってきている場合もあります。
今回は、Wi-Fi設置前にすることと業者が行う作業の流れについてご紹介します。
Wi-Fiとは?
Wi-Fiとは「Wireless Fidelity」の略で、無線でパソコンやスマートフォン、テレビなどと接続する無線LANのことを指します。
各機器を無線で接続するためには、ルーターやアクセスポイントなどといったWi-Fi機器が必要となります。
Wi-Fiルーターから放出される電波を各機器が受信・発信することにより、無線でインターネットを利用することができます。
Wi-Fiを使用するメリットとしては、やはり無線であることが強みで、電波が届く場所であれば家中どこでも接続することが挙げられます。
設置前にすること
Wi-Fiもインターネットの一種であるため、Wi-Fiルーター設置のためにはインターネット契約を行わなければなりません。
インターネット回線は光回線、ADSLなどさまざまな種類があります。
ご家庭がどのインターネットを利用可能なのかについては、電気屋さんや工事を行う業者に確認する必要があります。
無線でインターネットを接続することができる機器には「モバイルルーター」があります。
こちらは家の中だけでなく、外出時に持ち出すことができる小型のルーターを指しますが、設置型のものと比べて電波の強度が弱いことがあり、また電波の届かない場所では機能しないなどの課題があります。
業者が行う作業の流れ
業者がWi-Fi設置の際に行う作業の流れは下記になります。
なお、一般的には光回線を使用することが多いため、ここでは光回線を引くための作業についてご説明します。
施工可能なのか・ケーブルを引くことができるかの確認
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、マンションに光回線のケーブルが引かれているのかを確認します。
もしも光回線が引かれていない場合は、管理会社や大家さんが回線工事の可否を決定します。
すでに光回線が引かれている場合、次のケーブルの引き込み作業を行います。
ケーブルの引き込み作業
マンションに敷かれている光ファイバーのケーブルをご家庭に引き込みます。
マンションの場合は各部屋まで光回線がきていることがありますが、その場合は引き込み作業は不要です。
光コンセントの設置
ケーブルから出ている電波をご家庭で受信するために、光コンセントを設置します。
設置後、Wi-Fiルーターにつなぐことによりご家庭内でも無線のインターネット環境を構築することができます。
最後に各機器で受信ができているか動作確認を行うことで作業完了となります。
作業完了後の注意点としては、パスワードが初期設定のままのため、セキュリティ面に不安が残る方は変更をしておきましょう。
おわりに
今回はご家庭でWi-Fiを設置する際に行うべきことと業者が行う作業の流れについてご説明しました。
そもそもWi-Fiとは無線LANのことを指し、無線で各機器にインターネットに接続することを指します。
Wi-Fiを利用するためにはWi-Fiルーターが必要になります。
また、ご家庭内で無線のインターネットを利用する際には工事が必要になります。
工事の作業手順としては、マンションやアパートの場合、まずはその建物内で光回線が使用されているか否かの確認になります。
使用されていない場合は管理会社や大家さんによる工事の可否が必要になり、使用されている場合はご家庭に光ケーブルを引き込む作業になります。
引き込んだケーブルを光コンセントで取り込み、Wi-Fiルーターと光コンセントを接続することでWi-Fiが使用可能となります。
各機器で接続が確認できましたら作業完了となりますが、セキュリティが不安な方はパスワードの変更を行いましょう。
ご家庭内でインターネットを頻繁に利用するようになった方は、一度電気屋さんや業者に相談してみてはいかがでしょうか?


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