4K放送を見るために必要なアンテナ工事についてご紹介
2021.12.13その他地デジやBS、CS放送など、テレビではさまざまな番組を閲覧することができます。
また、テレビそのもののクオリティを表す指標の一つに、画素数が挙げられます。
画素数は2K、4K、8Kなどの種類があり、それぞれどのような違いがあり、また番組を見るためにはどのようなアンテナを設置すれば良いのでしょうか。
本記事では4K放送を見るために必要なアンテナ工事についてご紹介します。
4K放送とは?
4Kとは画像の解像度が横3,840×縦2,160、合計829万4,400画素のことで、4Kテレビとは上記サイズの画面を持つテレビのことを指します。
4Kの名前の由来は横の長さがだいたい4,000だからで、Kとはキログラム(kg)などで使われる「キロ」の意味です。
画素とは画像の細かさを意味するもので、「画素数が多い」とは画像の解像度が高い、つまり鮮明な画像であることを指します。
その他の放送について
こちらでは、2K、8K、BS、CSなどについてご紹介します。
2K
2Kとは画像の解像度が横1,920×縦1,080、合計199万6,800画素のことで、2Kテレビとは上記サイズの画面を持つテレビのことを指します。
別名「ハイビジョンテレビ」とも呼ばれ、4Kテレビよりも画素数は各辺とも半分になっているので、4Kよりも粗い画像が表示されます。
2Kの名前の由来も4Kと同様に、横の長さがだいたい2,000だからです。
8K
8Kとは画像の解像度が横7,680×縦4,320、合計3,317万7,600画素のことで、8Kテレビとは上記サイズの画面を持つテレビのことを指します。
8Kの名前の由来は4Kと同様に、横の長さがだいたい8,000だからです。
現在出回っているテレビのなかでは最高の解像度で、同じ画像を2K、4Kで表示した場合はカクカクとした、ポリゴンのような画像になります。
BS
BS(Broadcasting Satellites)とは衛星放送のひとつで、東経110度で打ち上げられた衛星から発射される電波を受信して視聴します。
一般家庭で使用されることを目的とした放送で、番組視聴のためにはBSアンテナが必要です。
CS
CS(Communication Satellites)放送は通信衛星を利用した放送のひとつです。
CS放送はBS放送と違い、企業や事業者などを対象にした番組が発信されています。
視聴のためにはBS放送よりも大きなアンテナを必要としていましたが、最近は小型のアンテナも開発されています。
4K放送を見るために必要なアンテナ
4K放送を視聴するには、専用のアンテナとチューナーが必要です。
アンテナとチューナーはテレビに付属していないため、それぞれ別々に購入する必要があります。
アンテナは既存のモノを使用できる場合もありますが、交換が必要な場合もあるためテレビ購入時に業者へ確認しておくと良いでしょう。
チューナーもアンテナ同様、4Kに対応したものを購入する必要があります。
またチューナーについてはレコーダー内蔵型のものがありますので、こちらを選ぶと4K画質のまま録画をすることができます。
そのため、後から見たい番組がある場合はレコーダー内蔵チューナーを購入しましょう。
アンテナ工事の有無を決めるもの
4Kアンテナの設置工事を決める要素は、視聴するチャンネルや光回線を使用した視聴ができるか否かによります。
視聴するチャンネルに依存する場合は、BSやCS放送など多くの番組を見たい場合はそれらの電波を受信するため、専用のアンテナが必要になるため工事が発生します。
光回線を使用した視聴の場合、すでに光回線を導入している場合は工事が不要な場合があります。
ケーブルテレビ会社や電話回線を提供している会社であればサービスを提供しています。
新たに光回線を導入する場合、アンテナ設置工事ではなく光回線の開通工事が必要となります。
おわりに
本記事では4K放送を見るために必要なアンテナ工事についてご紹介しました。
4K放送のほかに解像度別では2Kや8Kがあり、現在は8Kが最高画質です。
BSやCSは衛星を利用した放送であるため、視聴するためには専用のアンテナが必要です。
4K放送を見るためには視聴するチャンネル数や光回線の利用可否で決定します。
さまざまな視聴方法があるため、4Kテレビを購入する際には最適なプランは何かを電気屋のスタッフや工事の業者に確認しましょう。


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